【大雨被害】九州で3人死亡 住宅の浸水計700棟余
前線の影響で記録的な大雨となった九州では、土砂崩れに巻き込まれるなどして、これまでに熊本県で2人、鹿児島県で1人のあわせて3人が死亡しました。住宅の床上・床下浸水などもあわせて700棟あまりに上っていて、各自治体や警察などが被害の実態把握を進めています。12日までの被害の状況を各県ごとにお伝えしています。
石川 能登の豪雨災害 新たに2人を災害関連死認定するよう答申
去年9月に起きた石川県能登地方の豪雨災害のあとで亡くなった輪島市の2人について、専門家による審査会は災害関連死と認定するよう答申を出しました。市から正式に認定されれば、豪雨災害の死者は19人となる見通しです。
日航機墜落事故から40年 慰霊登山に続き追悼慰霊式 祈りの一日
520人が犠牲になった日航ジャンボ機の墜落事故から8月12日で40年です。墜落現場となった群馬県上野村では、遺族や関係者による慰霊の登山が行われました。現場のふもとにある追悼施設「慰霊の園」では追悼慰霊式が行われ、墜落時刻の午後6時56分に黙とうをして、犠牲者を追悼しました。
能登半島地震 新たに8人を災害関連死認定するよう答申 審査会
能登半島地震のあとで亡くなった石川県内の8人について、専門家による審査会は災害関連死と認定するよう答申を出しました。自治体から正式に認定されれば、能登半島地震の死者は653人になる見通しです。
京都 貴船「川床」崩れ 客1人一時流される 雨の増水影響か
12日昼前、京都市北部の貴船にある飲食店で、清流の上で食事ができる「川床」が崩れて、客1人が一時流されました。客は救助後に体調不良を訴え、救助にあたった店の関係者も軽いけがをしたということで、警察は、雨による増水の影響で川床が崩れたとみて、詳しい状況を調べています。
長野駅前3人殺傷事件 容疑者の鑑定留置終了 検察
ことし1月、長野駅前で男女3人が刃物で刺されて死傷した事件で、殺人などの疑いで逮捕された47歳の容疑者の刑事責任能力を調べるための鑑定留置が12日終わり、検察は鑑定の結果などを踏まえ、起訴するかどうか判断することにしています。
日本とフィリピンの「円滑化協定」手続き完了 9月11日発効へ
日本とフィリピンは、自衛隊とフィリピン軍が互いの国を訪問して共同訓練などを行う際の対応を定める「円滑化協定」について、それぞれの国内手続きが完了したことを示す文書を交わしました。協定は9月11日に発効します。
なかやまきんに君が代表の会社の元スタッフ 詐欺の疑いで逮捕
お笑いタレントのなかやまきんに君が代表を務める会社の元スタッフが、「事業でお金が必要だ」と会社にうその話を持ちかけて800万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されました。
局地的に雨強まる 北陸 九州などで災害の危険度高い状態続く
停滞する前線の影響で、九州から東北にかけての日本海側を中心に雨が降り、局地的に強まっています。西日本付近ではしだいに前線が北上し、大雨の峠は越える見込みですが、北陸や九州などで地盤が緩むなど災害の危険度が高い状態は続いていて、雨が弱まったりやんだりしても、警戒を続けてください。
【専門家に聞く】なぜ 九州などで線状降水帯 相次いで発生?
先週から、九州などでは線状降水帯が相次いで発生するなどして、大きな被害となっています。この要因について専門家は、「梅雨末期」のような気圧配置で日本付近に大量の水蒸気が供給されたことに加え、「梅雨末期」よりも九州近海の海面水温が高かったことが降水量の増加や線状降水帯の相次ぐ発生につながった可能性があると指摘しています。