福岡で線状降水帯 あすにかけ九州北部山口 危険度高まるおそれ
前線の影響で西日本や北陸を中心に大気の状態が非常に不安定になり、福岡県では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして、9日夜遅くと、10日未明に続いて「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。九州北部と山口の各県でも11日の朝にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。そのほかの地域でも大雨のおそれがあり、警戒が必要です。
長崎 壱岐 道路脇の斜面崩れ県道が通行止め 午前9時50分に解除
長崎県壱岐市石田町の県道176号線は土砂の流入によっておよそ1キロの区間が通行止めとなっていましたが、土砂の撤去が完了し、10日午前9時50分に解除されました。
鹿児島 姶良 記録的大雨の被害現場を塩田知事が視察
8日、記録的な大雨となった鹿児島県姶良市の川の堤防などが崩れた現場を塩田知事が訪れ、被害の状況を確認しました。
群馬 防災ヘリ墜落9人死亡事故から7年 消防隊員などの追悼式
群馬県の防災ヘリコプターが山中で墜落し、9人が死亡した事故から10日で7年となり、亡くなった消防隊員などの追悼式が行われました。
福岡地方と北九州地方で線状降水帯発生 災害危険度高まる
気象庁は10日午後0時17分、福岡県の福岡地方と北九州地方で「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして『顕著な大雨に関する情報』を発表しました。「線状降水帯」は、発達した積乱雲が連なって大雨をもたらす現象で、気象庁は命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
福岡 宗像市付近に記録的な大雨 災害の危険迫る
気象庁によりますと、福岡県の宗像市付近では、レーダーによる解析で午前11時50分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。
和歌山 阪和道で軽自動車が逆走し車と正面衝突 6人けが
10日朝、和歌山市の阪和自動車道の下り線で、軽自動車が逆走して車1台と正面衝突し、子ども2人を含む6人がけがをしました。6人はいずれも意識はあるということです。
鹿児島 姶良 倒壊住宅付近で1人発見 心肺停止状態 成人女性か
8日、記録的な大雨となった鹿児島県で、土砂が流れ込み30代の女性の行方が分からなくなっている姶良市蒲生町の住宅の敷地内から10日午前7時前、1人が見つかりました。警察によりますと、成人の女性とみられ心肺停止の状態だということで、警察が身元の確認を急いでいます。
JR 中央線快速 中央・総武線 いずれも運転再開
JR東日本によりますと、吉祥寺駅で発生した人身事故の影響で、中央線快速電車は東京駅と高尾駅の間の上下線で、中央・総武線各駅停車は千葉駅と三鷹駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、10日午前6時41分までにいずれも運転を再開しました。
新燃岳が噴火 3000m超える高さまで噴煙 火山灰に注意
断続的に噴火が発生している霧島連山の新燃岳で、10日午前5時23分ごろ噴火が発生し、噴煙が火口から3000メートルを超える高さまで上がりました。宮崎県の小林市と高原町鹿児島県霧島市でやや多量の火山灰が降ると予想されていて、気象台は噴火警戒レベル3を継続し警戒を呼びかけています。